右折時に歩行者に気がつかないまま右折

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
雨の夜、右折時に歩行者が見えなかった

右折時に歩行者に気がつかないまま右折

この日は雨が強く降っており、夜の走行でした。友人を横に乗せ、私は他の友人たちが集まる店へと自家用車を走らせていました。信号のある交差点に差し掛かり、右折。気が付くと運転席の右側に傘を差した歩行者がいました。歩行者は向こうの正面から私が走ってきた方向へ、イラストの上から下へと歩いてきましたが、私は全く気が付きませんでした。助手席に乗っていた友人も大きな声を出していましたが、私はそれ以上に驚き、心臓が止まりそうになりました。事故にならなかったのは不幸中の幸いですが、歩行者は青信号の交差点を渡っており、この歩行者に気が付かなかった私には大きな過失があります。一秒違っていたら、間違いなく人身事故になっていました。どうして歩行者に気が付かなかったのか、どうして歩行者を確認しないで交差点に進入してしまったのか、考えてみたいと思います。

夜の雨は要注意

夜の運転は注意が必要です。昼間と違って周囲が暗くなりますので、歩行者や障害物の確認がしずらくなります。時間が夜に加えて雨が降っていると、状況は更に悪くなります。雨はアスファルトの舗装に落ちると黒くなり、周囲の黒と同化し、更に障害物が発見しずらい状況になります。雨が降ると、歩行者は傘を差します。傘は男性の場合黒っぽいものが多く、傘を差して歩いている歩行者を確認できなくなってしまう場合もあります。歩行者や子供、道を歩くお年寄りなどには、反射材の着用が呼び掛けられる機会も多くなりましたが、全ての方が反射材を使用しているわけではありません。道路には様々な状況の方がいらっしゃることを理解し、夜の雨であるなら、最大限の配慮をして運転しなければなりません。

右折時の注意

右折時には細心の注意が必要です。車が右折で交差点内に進入する際には、必ず歩行者を確認するようにしましょう。今回のケースでは、ヘッドライトが進行方向へ向いていなかったために、先が暗く、発見しずらかったという状況がありました。でもこれは、言い訳に過ぎません。運転手は歩行者に対して、どのような状況であれ十分に注意する必要があります。また、右左折時は必ずスピードを落とすようにしましょう。できれば踏切を渡る時と同じく、外の音を確認できるように、窓を開けることを私は奨励します。交差点内は歩行者が渡る可能性がある場合は、周りの状況を見ながら、できるなら速度を落として徐行で進みます。

最大の要因とその予防方法

交差点で人を跳ねたいと思う人はいません。誰もが安全運転をしたいと思っているはずです。でも、実際に事故は数多く起こってしまいます。私も何度も危ない思いをしています。その根底にあるのは、「慌て」です。今回の場合は、友人との待ち合わせに間に合わないかもしれない、少し急がなければならない、という思いが心の奥底にあり、その「あわてる気持ち」が、確認不履行に繋がっています。私たちは車を運転していると、どうしても先を急ぎたくなってしまいますが、この気持ちをできるだけ抑えることが安全運転に繋がります。歩行者が横断歩道を渡っている時、私たちドライバーは無理をして進む必要はないのです。必要なら信号を一回や二回やり過ごせばいいのです。それ位の余裕が持てれば、事故はかなり減ると思います。私も先を急いでしまう事が多いですが、気を付けたいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!