トラックの2速に入らない! が治った簡単な方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
トランスミッションのヒューズ

トラックの2速に入らない! が治った簡単な方法

 会社から預かっているトレーラーヘッド。最近2速に入りずらいという症状が出ていました。今回無事に解決したのですが、意外な所に解決方法がありましたので、こちらでご紹介します。

 私は会社から、トレーラーヘッド、トラクタを預かり、毎日運行しています。

 タイヤ、オイルなどのメンテナンスや、不具合があれば報告して、工場で修理してもらっています。

 ヘッドは比較的新しく、走行距離は30万キロ弱。当たりがついて、ちょうどいい感じでしょうか。

 以前からも症状はあったのですが、このヘッド、トランスミッション、俗に言うギアの調子があまりよくありません。ちなみにISUZUです。

 私が休みの時に、他のドライバーが乗ることがあるのですが、その際に、「シフトダウンがしずらい」「クラッチの調子が悪いぞ」などの指摘を受けていました。

 先輩からでしたので、その都度自社の工場で診てもらっていました。数ヶ月前には、クラッチのマスターシリンダーも交換したばかりです。

 最近になって、2速に入れるのが難しくなってきました。ご存じの通り2速は一番使うギアですので、この症状が出てしまうとなかなか大変です。

 入れるのが難しい、というよりも、入らないのです。

 最終的には、エンジンを一度切って入れたりしていました。

 クラッチを三回踏んでみたり、シフトレバーを左右に揺らしてみたり、一度バックとか4速とかに入れてから2速に入れてみたりもしてみたのですが、根本的に何かが壊れているような感じがしていました。

 このタイミングで、とある後輩のヘッドが故障したので、代車で私のヘッドに乗ることになりました。後輩はやはり「2速入らないですね」と言ってきました。

 これはいけないと、早速自社工場に点検と調整、修理をお願いしました。

 帰ってきたのですが、あまり状況は変わらないばかりか、更に悪くなっているような感じです。

 何度も依頼するのも気がひけたので、しばらく自分でいろいろと考えながら様子を見ることにしました。

 コンテナの仕事をしていた際、借り物のシャーシの左ウインカーのランプが切れていたので、持ち合わせの電球を交換しようと中を開けました。

 中の電球は、ガラスの根元から見事に壊れてしまっており、これを少し手で弄くると、閃光と共にショートしてしまいました。

トラックの球切れ

トラックの球切れ


 これはいけないと、すかさずヘッドの中のヒューズを見ると、やはりフラッシャーのヒューズが飛んでしまっていましたので、この15Aのヒューズを交換、電球も持ち合わせの工具で取り出し、新しい物に交換しました。

 そのヒューズを探す際、トランスミッションと書かれた場所を見つけたので、ちょうど調子が悪いこともあり、そのヒューズを点検しようと見てみると、何とそのヒューズがありません。

 運良く15Aのヒューズを、予備で2つ持っていましたので、ここへ挿入すると、トランスミッションが生き返ったようになり、無事に2速や入りずらかったバックにも入るようになったのです。

 よく見ると、トランスミッションのヒューズは2つあります。この15Aの方がなかったのですが、これを差し込んだところ状況が改善しましたので、原因はこれだと思います。

 全ての方の状況に当てはまるとは思いませんが、私自身、恥ずかしながらトランスミッションにヒューズがあることを知りませんでした。

 ヒューズは簡単に点検したり、作業したりすることができますので、入りずらいなどの症状がある際には、一度点検されることをおすすめします。

 私の経験がお役に立てたなら、嬉しく思います。

 今日もご安全に。

 

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

こちらも読まれています

転勤で車を売却する際に考えることは?

転勤で車を売却する際に考えることは?

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!