車のエアコン修理代が30万円 修理するべきか?
車のエアコン修理代が30万円 修理するべきか? 車のエアコンの効きが悪いというのは新車の頃ではそれほどありませんが、使い込んできた車にはよくあることです。エアコンの調子が悪い時は、ガスを入れたり修理をしたりすることで、再び効きが良くなります。ガスが抜けただけの場合であればガスを補填すればいいのですが、その他の箇所に原因がある場合は少し厄介です。
車のエアコン修理 私の体験談
私は現在所有の乗用車を買う前に、ワーゲンゴルフに乗っていました。このゴルフは新車の頃はバリバリでカッコ良かったのですが、所有から10年を経過したあたりから故障が多くなって来ました。パワーウィンドが動かない、サイドミラーが動かない、テールランプの球がすぐに切れる、などの症状が続いた後、ついにこれ来たかとばかり、エアコンの効きが悪くなりました。ガスが抜けたのだと思い、量販店に相談に行きました。量販店の店員は「ガスが抜けているのか、それとも他の場所に原因があるのかは、お金をかけてきちんと調べなければわかりません。ガスの補填はすぐにできますが、万が一他の箇所に原因がある場合、すぐに抜けてしまい、ガスの充填が無駄になってしまう可能性もあります。それでもよろしければ作業させていただきます。」と私に説明しました。私も納得し、当時5000円を支払って、エアコンのガスを入れてもらいました。ガスを入れて、ほんの数時間はとても冷えていましたが、やがて元通りになりました。私の車のエアコンは、ガスが抜けたのではなく、エアコンの構造部分で根本的に悪い箇所があり、本格的な修理をしなければ冷えない、ということが、5000円をかけてわかったのです。果たしてどこが悪いのか、次はディーラーに行ってみました。やはり回答は量販店と同じようなニュアンスでした。今の状況ではそもそもどこがどのように悪くてエアコンが機能しなくなっているのかがわからない、原因の特定には整備費用がかかる、仮に最悪の場合は総額で30万円程度の整備になる可能性もある、買い換えも視野に入れて考えてみてはいかがでしょうか?との事でした。てっきりエアコンのガスを充填すれば元通りに冷え冷えになるとばかり思っていたのですが、このフロントマンのお返事を聞いて、私と妻は考えてしまいました。故障がちになってきた10年落ちのゴルフを修理して乗り続けるべきか、それともかかるべき修理代プラスいくらかを頭金にして、新しい車を買うべきか、妻と話し合いをしました。私は古い車が好きなのでゴルフに乗り続けたいと伝えましたが、妻は「次はどこが壊れるかわからない車に乗り続けるのはイヤだ」「ゴルフには飽きてきたし、故障しない新しい車に乗りたい」「夏にエアコンなしの車に乗るなんて考えられない」「また壊れるだろうから、30万円もかける意味がない」と、たて続けにまくし立てられてしまいました。妻は、女性はやはり現実的です。やはり最悪のケースを考えていたようです。エアコン修理に30万円を払い元通りになった所で、その車は再び他の箇所が壊れる可能性がある、壊れると部品代や修理代が国産車に比べてかさむ、それよりも、今少し無理をしてでも頭金を作って、新しい車を買った方がいい、妻は私の意見を聞き入れることはなく、どうすれば頭金を用意できるか、月々の返済がどの位なら支払えるかを考え始めていました。
新車を検討 車はどうするか?
銀行から借り入れをしたり、少し情けない話ですが親にも少しお願いしたりして、頭金作りが始まりました。その中でも、今乗っている車をどうするか?を考えることは重要です。私はかつてディーラーに勤めていた頃の上司に相談したところ、解体査定のゴルフを5万円で下取りしてもらえるとの事だったので、一度保留して、地元の自動車屋さんに見せに行きました。今から十年以上前ですので、一括査定などという便利なシステムはまだありませんでした。私は「中古車買取」を掲げているお店に行き、車を見せて、エアコンが壊れていることを正直に話しました。「新車ディーラーで5万円で取ってもらえるのですが、それ以上になりますか?」と聞いたところ「程度はいいけど、エアコンが壊れているのが致命的ですね。これ、直すと高いんですよ。でも、うちに出していただけるなら3万円で引き取らせていただきます」とのことでした。私は経験から、新車の値引きも下取りも目一杯のラインが出たと思っていたので、こちらはお断りし、5万円で下取りに入れるということで、新車を購入しました。注文をした翌日に、中古車屋さんから連絡があり「8万円で引き取らせていただきたいのですが?」と言ってきたのですが、もう既に契約を交わしてしまった後だったので、こちらは丁寧にお断りしました。結局、エアコンは修理せず、頭金を作って新車を買う、車は下取りに出す、ということになったのです。
これでよかった
今でもその時購入した新車に乗り続けていますが、この時の判断「新車を買う」は大正解でした。購入後10年以上が経過し、8万キロ程度走行していますが、予防整備でオートテンショナーを取り換えた以外は一度も壊れていません。私はかつての上司に頼み込んで、最大の下取り額を提示してもらえたので、その点はとても助かりました。現在の皆様の場合ですと、一括査定という便利なシステムが整っていますから、エアコンが壊れた車をどうするかを検討するにあたって、仮に売るとすればいくらになるのか、一度聞いてみてはいかがでしょうか?あなたの車の今の査定価格、売ったらいくらもらえるかという具体的な金額が提示されることで、新車を買うことができるかどうか、また、エアコン修理をするかしないかも判断できるようになると思います。
やり方と、とても大切なこと
一括査定というのはとても簡単にできます。あなたの車のメーカー名、年式、車種名、走行距離、を入力することで、1分もせずに、あなたの車がいくらで売買されているのか、直近のオークション相場を元にした価格を知ることができます。これはあくまでも参考の価格です。その後、いくつかの業者から連絡がありますので、必要であれば実際の査定を申し込みします。その際に、エアコンが壊れていることはきちんと申告して下さい。エアコンが壊れていることで、どの程度の減額となるのかは、その会社によって様々だと思いますので、提示されてくる各会社の価格を参考に、売却するか、修理をするかを検討なさってみて下さい。一括査定サイトはインターネット上を探すと何か所かあります。また、しつこくされるのではないか?価格を吊り上げて提示し、その後減額されるような事もあるのでは?と心配になる方もいらっしゃると思います。そのような心配を払しょくする点からも、こちらをおすすめしています。こちらのサイトは簡単に「目安の」価格がわかることに加えて、参加にあたっては、厳しい参加資格が求められており、そのハードルをクリアした優良業者しか参加することが許されていません。具体的には、中古車取引にあたっての健全化を推進する、一般社団法人 日本自動車流通研究所 JADRI ジャドリ という組織に参加していなければ、こちらの一括査定サイトに加入することができません。この点はどうかご安心ください。
そして、中古車の価格を決めるにあたって一番大切なことを申し上げます。それは、中古車の価格提示にはタイミングがあり、そのタイミングを逃すと、10万単位で価格が下落する可能性もある、ということです。中古車の価格は、為替相場同様、一日一日で変化します。為替相場であればある程度の要因が予想できますが、中古車の相場を読み切ることはプロでも難しいと言われています。例えば、今日なら10万円で引き取ってもらえたものが、明日になってしまえば価値がなくなり、引き取ってももらえない、という状況になる可能性もあります。これを防止するには、一日でも早く実際に査定をしてもらい、引き取り価格を確定してもらうことが重要です。査定をしたから、車を売る義務が発生することはありませんが、今すぐの依頼が一番価格が高くなる可能性を秘めている事をお伝えしておきます。エアコンが壊れて、30万円を払うか、それとも車を高く売って次の車に買い替えるか、その判断のきっかけをつかむのに、今の車の価格を知っておくことは重要です。そして、最高値を望むのであれば、この後すぐに行動してみて下さい。今すぐご入力され、あなたのお車の価格を聞いてみる事をおすすめします。
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