出入り口から遠いところに車を止めるのには、ちゃんとした理由があった。

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出入り口から遠いところに車を止めるのには、ちゃんとした理由があった。

出入り口から遠いところに車を止めるのには、ちゃんとした理由があった。

 スーパーやショッピングモールなどに車で行ったとき、あなたはどのあたりに車を停めますか?久しぶりに旦那さんと一緒にお出かけして、車を停める位置で喧嘩になってしまう方もいらっしゃるようですね。特に暑い時期は、少しでも歩く距離を短くしたいという心理が働きますので、なおさらです。いろいろな考え方がありますが、私は安全を第一に考えた経験上、許される範囲で出入り口から離れた所に車を停め、少し歩いて中に入るようにしています。男性にこの傾向は強いと思います。同乗者の皆さんにとっては嫌がらせとも思われてしまうこの行為ですが、実はきちんとした理由があります。

安全第一

 入口付近というのは、出てくる人、入っていく人で混雑します。おのずから人通りが多くなります。目的地に来る人は、全ての人が周りの車に気を遣っているとは限りません。小さな子供は本能から走り出してしまう場合もあるでしょう。完全に親御さんの監視が行き届くとは限りません。人が多く出入りする中で、車は頻繁に出入りを繰り返しています。人間は車が動いている間、止まっていればいいのですが、どうしても中に入りたい、車に戻りたいと、先を急ぎますし、優先意識もありますので、動きます。一方で車は車庫入れをしたり、前向き駐車であれば、バックで車庫から出たりします。今の車にはモニターもついていますが、車に乗っている以上、360度全ての安全を確保しながら動くのは事実上不可能です。背の高さ1メートルもない子供が、運転席の隣や、前方左下、後方右側、後方左側、などに入ってくる可能性がかなり高くなります。ただでさえ周囲に注意を払いながらの車庫入れは危険が伴いますが、それに加えて、後ろからどんどん迫ってくる車がいたとするなら、運転操作をするにしても、いつもとは違う精神状態、「慌て」が加わりますので、更に危険度が増します。私もトラックの仕事でミスをすることがありますが、ミスは慌てている時に起こります。この、後ろに車を待たせている状態、というのは、実は非常に危険な状態でもあるのです。

私の対策

 このような理由から、私は混雑したショッピングモールや、ファミリーレストランなどに駐車する際、出入り口からかなり離れた所に駐車をして、少し歩いてお店まで行くようにしています。年老いた父と母を連れている時も同じです。そのようにすれば、死角に人が入ることはまずありませんし、後ろに車を待たせる状況も減らすことができます。同乗者からは不満の声が出るかもしれませんが、私は家族で出かけるケースが殆どですので、家族は皆この事を説明して理解してもらっています。車に乗ると、ついつい車に頼ってしまい歩かなくなりますが、この方法なら健康にもよく一石二鳥です。事故と車へのリスクを減らすことができますので、もし余裕がありましたら、お試しになってみて下さい。

駐車場での事故

 駐車場で事故が起こってしまうと、かなりメンドクサイです。店側は何もフォローしてくれませんし、警察を呼ばねばなりません。きちんと事故証明を出せる状況になるまでには、時間もかかります。事故や接触はいろいろと厄介な事柄が発生して、ストレスも溜まり、体にもよくありませんので、駐車場での事故や接触は、誰もが起こしたくはないと思っているはずです。駐車場から少し離れた所に停めるだけで、この駐車場での事故のリスクを極限まで減らすことができます。

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