タンクローリー運転手　資格を取ってあなたも挑戦！乙四,丙,大型車,牽引

タンクローリー運転手になるために

　私はかつて大手元売り直下の運送会社で、オレンジの太陽マークブランドのタンクローリーを運転していました。9年程勤めましたので、大抵のことはわかります。私はタンクローリーに乗る前、とある運送会社の路線トラックの仕事をしていました。当時は引っ越してきたばかりの土地で右も左もわからず、なおかつ大型車の運転の経験もなかったので、できる仕事は限られていました。とにかく働かなければならないとの思いから、求人誌に出ている、採用してくれる会社にお世話になりました。10トン車の箱いっぱいに荷物を手積みし、それを降ろします。今考えれば、仕事は安定してありましたし、降ろす所もいつも同じでしたからその点では良かったのですが、いかんせん身体がきついのと、それは気合で何とかなるにせよ、私はコンベアの上を流れてくる荷物を仕訳する作業が、体質的に上手く出来ませんでした。それほど俊敏ではないので、周囲に迷惑をかけてしまっているなと思うようになり、段々と転職を考えるようになったのです。一度カミサンに「タンクローリーの運転手に転職したいと思うんだけど、どうかな？」と聞いてみたところ、「あんなに危ないものはヤメテ！」と言われたので一時は諦めていましたが、やはりどうしても今の仕事よりもタンクローリーの方がいいという思いが強くなり、カミサンを説得して、タンクローリーの運転手を目指すことになりました。

必要な資格

　運転に関しては後でお話するとして、タンクローリーの運転手は特別な国家資格が必要になります。タンクローリーの中の商品はガソリン、灯油、軽油、重油などの危険物ですから、国家試験に合格しなければ取り扱いをする事ができません。具体的には、危険物取扱者の資格の中の、大抵の方は「乙四」(おつよん)の資格を持っています。タンクローリーの運転手になるためだけの資格であれば、同じく危険物取扱者の中の、「丙」(へい)の資格でも大丈夫です。ちなみに私は、自分でネットで調べたのですが、「丙種」を持っています。「乙四」と「丙」の違いは、乙四の方が扱える危険物に幅があることと(第四類)、乙四だと、自分だけではなく、保安の監督もできるようになる、ということです。要するに、危険物を持っていない一般の人も、乙四を持っている人がいれば、取り扱いや点検ができるようになるということですね。乙四があれば、丙種の全てを網羅できます。繰り返しになりますが、丙種であっても、タンクローリーの運転手になる資格はあります。ですが、気をつけなければならないこととして、タンクローリーではない仕事の際に、「要乙四以上」として求人が出る場合が多いです。先のことも視野に入れて、やはり乙四を取得されることをおススメします。

「危険物取扱者乙四」は、どうやって取得するのか？

　管轄は、各都道府県の「一般財団法人消防試験研究センター」という所が管轄しています。試験はこのセンターの各支部ごとに実施されています。お受けになるセンターによって、試験日、試験会場、願書受付期間などが違います。でも、ご安心下さい。こちらのサイトから、試験地を選択して、全ての日程を確認する事ができます。⇒一般財団法人消防試験研究センター
　現在は電子申請手続きもできますので、一度確認してみて下さい。

試験は難しいの？

　試験は簡単ではありません。勉強しなければ落ちてしまうでしょう。でも、過去問や問題集などを何度か解いて勉強すれば、決して不可能なレベルではありません。ちなみに乙四の合格率は、平成26年度が28.8%、平成27年度が29.1%となっています。勉強しなければ一発合格は難しいという数字になっていますね。私は早く路線便の会社を辞めたかった事もあって、一発合格を目指して、きちんと勉強しました。やはりこのような評判の良い問題集を買って、過去問題を何度か問いてみるのが一番効率がいいようです。おすすめの問題集はこちらです⇒　乙4類危険物試験的中問題集 (なるほどナットク!)

そして免許

　免許は、けん引免許が必須の場合が多いと思います。一度働き出してしまうと、なかなか免許を取りに行くことはできませんので、求人活動期間があるようでしたら、合宿免許の制度などを使って、一気に運転免許資格を取得されることをおススメします。こちらでは合宿免許取得をサポートしています。私の今の職場の同僚も、退職後に牽引免許と大型特殊免許を合宿で取得しました。免許の取得は予約が取れないであるとか、思った以上に時間がかかるとか、いざ通い出してみるといろいろな悩みが発生するものです。合宿免許はそのような悩みを解消すると同時に気分転換も図れる、一石二鳥の方法です。合宿免許の教習所も、全国に様々な所があり、なかなか踏み出せない方が多いと思います。こちらのサイトでは、そんなあなたの悩みを解決する、全国初のシステムを搭載！今現在、どこに住んでいるどのような人が、どこの合宿教習所に、どんな種類の免許を取るために申し込みをしているのかが、一目でわかるのです。これを見れば、どんなタイプの人が、どこの自動車学校に、どの宿泊プランに申し込んでいるのかが、一目でわかりますので、申し込みを決意する踏ん切りをつけるのに、ひと役買ってくれそうです。タンクローリーの運転手目指して、あなたも第一歩を踏み出して下さい！人気校は、すぐに予定人員に達してしまいますので、気に入った学校を見つけたなら、今すぐの行動がおすすめですよ。

↓　↓　CLICK　↓　↓

第一歩を！

　私もそうでしたが、タンクローリーの仕事はとてもやりがいがあります。資格をもっているからこそ、高いプロ意識を持ってタンクローリーに乗れるのです。荷物の扱いには細心の注意が必要ですが、取り扱いの作業自体はそれほど苦痛を感じるものではありません。気候や価格に若干左右されることもあるにせよ、需要は継続的にあるものです。是非、あなたもこの機会に、タンクローリー運転手への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。