ハンドルがロックされて回らない　対処方法は？

　私が今乗っている車は、平成14年式のトヨタカルディナです。この車は主に妻が、スーパーのパートへの通勤と買い物に使っています。私は別の車を持っていますが、休日妻と買い物に出かけたり、約400キロ離れた実家へ帰省する際には、私が運転して出かけます。先日はIKEAに出かけて、家具を購入しました。そこそこの大きさがある荷物でしたが、簡単に積み込みをする事ができました。妻もすっかり慣れており、15年以上が経過していますがとても気に入っています。

SOS「ハンドルが回らない」

　「ハンドルが回らないよ～」購入した当初、駐車場からパートの仕事に行くため、車に乗り込んだ妻からSOSが。状況を確認すると、車に乗り込み、エンジンをかけようとしたものの、鍵が回らない、ハンドルも回らないので困っている様子。時間に追われて慌てていると、冷静な判断ができなくなってしまうものですが、そんなことも手伝ってか、少々パニックになってしまっているようです。

冷静に

　かつてディーラーの中古車販売店に勤務していた私にとって、このような事は何ともないことですが、やはり車が変わった妻にとっては大変なことのようでした。「ロックされているハンドルをガタガタと左右に回しながら、鍵も一緒に回してごらん」と指示したところ、無事にハンドルのロックが外れ、ハンドルが回り、エンジンキーも回って、発進できました。車には鍵を抜くと、ハンドルにロックがかかるシステムが備わっています。状況にもよりますが、エンジンキーを差し込んで回す際に、ちょっとだけコツが必要になる場合があります。

そのほかのケース

　そのほかには、何らかの理由で、オートマチックのレンジをDやRにしたまま車を止めてしまった場合も、そのままでは鍵が回らなくなります。この場合は、ブレーキを踏みながら、Pにシフトしてエンジンを始動するようにします。私はかつての上司が、このように車を止める癖を持っていました。当初は困惑しましたが、上司のおかげで応用力がついたかもしれません。

まとめ

　車は機械です。私たちがいつも通りの操作をしていれば、いつも通りに動いてくれます。ウンともスンとも言わない場合は、何か操作が間違えているのかもしれません。冷静になって見直し、考えてみましょう。エンジン始動に関しては、バッテリーが弱くなってくると、セルモーターの回りが悪くなり、始動が難しくなってきます。また、何らかの理由で、ルームランプのスイッチを入れっぱなしにしてしまい、放置してしまった場合などは、バッテリーの中の電気を全て使い切ってしまい、エンジンをかけることができなくなってしまいます。普段から操作のミスをしないように注意すると共に、もしバッテリーが上がってしまった場合には、JAFを呼ぶなどして、エンジンをかけてもらうようにしましょう。車に詳しい人が身近にいない場合、JAFは心強い味方になってくれます。全国でサービスが展開されていますので、旅先でのトラブルにも安心です。
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