車の高額修理費用は即日払いしなければいけないのか?

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修理の高額費用は即日払いなのか?

車の修理費用は思いの外、高額になってしまう場合があります

 いつも私たちの足として働いてくれている車ですが、長く車と付き合っていると、時には故障してしまったり、調子が悪くなって修理が必要になってしまう事があります。簡単に修理することができ、元の状態に戻るだろうと思っていると、実はとんでもない修理代がかかる場合もあります。以下、インターネット上に投稿されている修理代の現状をお伝えします。

エンストするようになった 54万円

 車がエンストするようになったので、日頃お世話になっている修理工場に修理を依頼しました。見積もりは部品代と修理代で14万円。仕方ないのでお金を支払い、修理を頼みました。納車後は調子も良かったのですが、その後再び調子が悪くなり、再度見てみらったところ、今度は別の部品の取り替えが必要とのことで、今回の見積もりは40万円。エンストを修理するだけで54万円もかかってしまいます。これなら廃車した方がよかったかもなぁ~と思っています。

信号待ち時に追突された 70万円

 信号待ち時で止まっている所に、相手の車が追突して来ました。こちらは軽自動車でしたが、運悪くリアのフレームの修正が必要となってしまい、修理の見積額は70万円。仮に相手の車の保険を使って綺麗に修理ができたとしても、車には修理の跡が残るので、修復歴有り車となってしまいます。今後の売買を考えると、どうしたものかと考えてしまいます。

冷却水が頻繁に減る 30万円

 つい先日まで調子よく走っていた外車。しかし突然、冷却水低下のアラームが頻繁に鳴るようになってしまい、早速修理工場へ。出てきた見積もりを見てびっくり、かなり大がかりな修理となってしまうようです。状況はエンジンヘッドカバーからの水漏れですが、修理としては冷却水、オイルを抜き、エンジンを分解し、ガスケットを交換、シリンダ研磨修正、必要部品取替、組み付け、油脂注入、で、30万円プラス2万4千円の消費税で、トータル32万4千円です。これだけの修理代を払えば、もっと乗れるという保証があればいいのですが、車は外車ですし、既に10万キロ近く走行していますので、この先も細かな修理が必要になってしまう可能性もあります。今回、この高額な修理をするかどうか迷っています。

エスティマハイブリッドが故障 65万円

 エスティマハイブリッドに乗り続けて8年、路上で停止してしまうなどのトラブルが起こるようになりました。車検時に見てもらうなどしながら乗り続けていますが、つい先日、警告灯の点灯と共にエンジンがストップしてしまいました。ディーラーの見積もりは、ハイブリッドビークルトランスアスクルアッシー取替で、部品と工賃で総額約65万円です。走行距離は13万キロですが、時代を先取りしたハイブリッドって、こんなに修理費用がかかってしまうものなのでしょうか?

その時は突然にやってくる

 冷却水が少しずつ漏れているなどのケースは、段々と状況が進行するものですが、多くの故障は突然発覚します。この時私たちは、最善の判断を早急に迫られます。車自体の故障を修理する場合は、交通事故での修理とは違い、通常代車は提供されません。修理期間中に車が必要であるなら、別に料金を支払い、代車を手配しなければなりません。

この先も壊れずに乗れるか?

 新車であれば、車には保証が付いていますので、仮に故障したとしても、修理はメーカーの保証修理で行うことができます。車は道具であり、定期的なメンテナンスが必要です。日本には車検制度があり、世界的にも高い水準での維持管理が行われていますが、その費用を負担しなければならないのは、私たちオーナーです。車は一度壊れると、いろいろな箇所が壊れる可能性が高くなります。車が壊れてしまうと、大きなストレスと、高額な修理費用に悩まされることになるでしょう。あなたが今回修理をしなければならないのはどこの部品でしょうか?車の一生のサイクルを考えるとき、修理が必要になる時期は必ず訪れます。一度修理をしたなら、この先も修理を続け、その車に乗り続ける方がいいでしょう。また、常に新しい車に乗りたいという希望があるのなら、状況にもよりますが、修理の前に一度今の状況での売却を検討されるのも一つの方法です。

壊れる箇所

 私はトラック運転手として20年以上の経験があります。長い間車やトラックと付き合ってきて、修理をした箇所をご紹介します。長い目で見ると、壊れる箇所は、大体決まっています。このような箇所を今まで修理して来ました。ラジエター取替、ブレーキパット取替、ディスクローター取替、冷却水漏れ修理(各種ホース取替)、ウォーターポンプ取替、オートテンショナー取替、クラッチレリーズシリンダー、マスターシリンダー取替、ブレーキマスターシリンダー取替、ドアノブ取替、エンジン内ダイヤフラム取替、リヤヒーター修理、外装サビ、板金&塗装修理、ウインドウォッシャータンク劣化による取替、クラッチオーバーホール、もちろん、定期的にエンジンオイルやオイルエレメント、各種油脂、タイヤ、バッテリーのメンテナンス、取替は必要です。

タイトルの答え

 車の修理費用は、原則的には即日払いです。高額な修理の場合は、整備開始時に総額の何分の一かの金額を入れて下さい、と言われる場合もあります。手持ちの現金がない場合は、銀行などから借り入れをしたり、工場提携のローンを組んだりする必要が出てきます。給料で払うのでちょっと待ってもらえないか、来月のボーナスで払うから待ってもらえないか、と言うような交渉はできません。これは高額な一般整備に限らず、車検でも同じことが言えます。

数十万になってしまうのなら ご提案

 車の修理が数十万円になってしまう場合、修理依頼は慎重にした方がいいでしょう。ローンなどを組み、即日払いを無理やりする前に、じっくりと考えてみて下さい。考えてみるポイントはただ一つ、あなたはこの先もこの車にお金をかけて行くつもりなのかどうか、と言うことです。車は一度壊れはじめると、いろいろな箇所が壊れる可能性が高くなります。もちろん、修理代をかけてこの先も所持していくのも一つの選択です。しかし、修理代が、例えば60万円など高額になってしまうようなら、その車は売却して、新しい車に買い換える方向で検討してみるのも一つの方法です。覚えておいていただきたい事があります。あなたの車は、例え今は動かないなど、どのような状況であっても、海外では高く売れる可能性がある、という現実です。売る、売らないは別として、一度どの位の価値があるのか、国内の自動車オークションで、あなたの車と同じ車がいくらで競り落とされているのかを知っておいても損はないと思います。こちらのサイトでは、あなたのお車のメーカー名、車種、年式、走行距離、などの簡単な項目を入力するだけで、直近落札価格を知ることができます。その後はその価格を元に一括査定を依頼することができるシステムです。是非こちらもご利用下さい。
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