下取り車が10万キロ越え! 売れない場合でも高く売る方法とは?
使っている車をどのように処分しますか?
新車にせよ中古車にせよ、あなたが新しい車を買おうと思う場合、今乗っている車をどのように処分されるでしょうか?大抵の方は、次の車を検討し、購入した先の会社に、下取り車として出される場合が多いと思います。この方法は昔から行われていますし、実際に行ってみると、煩雑な車の手続きが一ヶ所の窓口で済みますので、とても効率がいいですよね。ですが、この方法は便利な反面、大きなデメリットも抱えていることをご存知でしたか?
次はどこへ行くのかを考えてみます
あなたは今お使いのお車を、新車を買った下取り車として、自動車ディーラーに出される場合を仮定して考えてみましょう。まず、あなたの車が、下取りに出したお店で、どのように処理されて行くのかを考えてみます。あなたの車は、新しい車が納車された後、入れ替えでお店にやってきます。その車は、果たして展示場で再販されるのでしょうか?オークションに出品されるのでしょうか?出入りの業者に業販するのでしょうか?それとも解体処分でしょうか?大抵はこの中に正解があります。でも、業者の9割が見ても価値が見出されない、完全に解体処分が決まってしまっているような状態にある車の場合は、引き取ってもらえるだけいいと考えて正解でしょう。なかなか言葉で解説するのが難しいですが、10年から15年程度が経過しているような中途半端な年式で、外装は錆びや凹みが多く、事故、あるいは修復歴があり、市場でも殆ど取引実績がないような車がこれに該当します。しかし、同じ車でも、大事に使われてきた感じが外見からわかるような、業界で言う「すんなりもの」の車には、価値が出る、引き合いがある場合もあるのです。
解体車となる以外のケースでは、業者に販売される場合が殆どです。あなたの車の程度がとても良く、次に展示場で販売されるケースもあるかもしれませんが、あなたからの引き取り価格と展示場で再販する価格との間には、とてつもない差が出てしまいますので、あなたへの影響を配慮し、同じ敷地内では再販しないケースも多くあります。
どうして業者に販売されるのか?
さらに、どうしてあなたの車が業者に販売されるのか、どうして業者はあなたの車を買ったのかを考えてみます。自動車ディーラーは新車を売ることが仕事であり、中古車を仕入れること、具体的には下取りを取ることはそれほど重要ではありません。ただ、商談の一環として、実際に値引きしたい額と、値引き限度額との差額を、下取り車の査定に「かましてくる」場合もあります。これができる場合、下取り車はディーラーから有難がられます。でも、これができるのは、あなたの車が市場で人気があり、とても程度の良い車である場合に限られます。
走行距離が多い、外装の程度が悪い、市場でそれほど人気がない、年式が経過している、などの場合、ディーラーの査定はかなりシビアになります。必然的に価格は安くなってしまいます。でも、今述べてきたような状態の車を、専門に狙っている業者がいます。彼らは再販の場として、あなたの車を海外へと転売し、大きな利益を得ているのです。日本ではマイナス要因である走行距離や外装の程度などが、海外ではそれ程気にされることもなく、販売することができるのです。日本車というブランドだけで売れてしまうという、信じられないマーケットが世界にはあるのです。
10万キロを超えると、雀の涙なのか…?
このような理由から、ディーラーでは価値が見出されなかった車でも、例えば海外輸出を専門としている海外ブローカーなどの、他の人が見れば、価値が出るケースはいくらでもあるのです。ディーラーは新車を売るのが仕事ですから、中古車を極めることができていません。言い換えれば、ディーラーが次に売るであろう所へ直接売ることができれば、あなたの車はもっと高く売ることができるということです。そして、そのマーケットはインターネットの発達によって誰もが参入できるようになっており、10万キロ走行の車でも、全く問題なく売れるケースがあるのです。
具体的な方法
あなたの車を一番高く売る方法を、こちらのページで解説しています。是非ご覧になってみて下さい。